イソフラボンとは

イソフラボンとは主に大豆の胚芽部分にたくさん含まれているポリフェノールの一種です。 ポリフェノールとは抗酸化作用が強い物質のことです。

イソフラボンはマメ科のほかにバラ科、アヤメ科、クワ科などにもみられます。 しかし、その中でもマメ科に最も多く含まれています。

マメ類は日常的に摂取しやすいので、大豆がイソフラボンの代表的な補給源といえます。

イソフラボン最大の特徴は、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ているということです。 ですからイソフラボンを摂取すると、体内で弱いエストロゲン作用を示すことができます。 この作用により、更年期障害の予防や改善、骨粗鬆症予防などの効果を期待できます。

また、イソフラボンはエストロゲンの働きを抑える拮抗作用もあります。 これは、体内のエストロゲンの働きが強すぎるときに起こる作用です。

つまりエストロゲンはエストロゲンが不足しているときにはその作用をサポートし、エストロゲンが強いときにはエストロゲンの作用を抑えることができるのです。

イソフラボンの健康効果はほかにもあります。 イソフラボンは生活習慣病を予防することができます。

これはイソフラボンの抗酸化作用が強いからです。 抗酸化作用が強力なイソフラボンを摂ることでコレステロールの酸化を防ぎ、生活習慣病や動脈硬化を防ぐことができます。

ところで、イソフラボンを摂りすぎると体によくないということを聞いたことはありませんか?イソフラボンを摂りすぎると、胃腸の調子が悪くなったりホルモンバランスが乱れたり、乳がんになるリスクが高くなってしまいます。

しかし、これはサプリメントからイソフラボンを摂った場合のことです。

イソフラボンの一日の摂取目安は70mg~75mgです。 食事で摂る場合には、豆腐二分の一丁、油揚げ一枚、納豆一パックを目安に摂るようにしてください。

イソフラボンは女性ホルモンと似た作用があるので、ホルモン剤や抗がん剤を服用している方は医師へ相談してから摂取するようにしましょう。 そして大豆アレルギーのある方、妊娠中や授乳中の方も摂取の際には注意してください。